平成24年5月27日に、岐阜県羽島市の竹鼻南地区で1200人もの方が参加して防災訓練が行われました。
この訓練は、竹鼻南コミュニティセンターが毎年開催しているものです。

防災訓練の会場となった中央中学校の体育館に、昭和51年に起きた豪雨災害の写真が展示されました。同じ場所の現在の写真も並べられているので、比べてみるとどれくらい水が浸かったのかよくわかります。
これらの写真は、岐阜県防災課で保管されていた昭和51年の災害写真と、同じ場所でドゥチュウブが撮影したものです。

竹鼻南02

展示に張り出された説明文

展示の説明文には、「今は何事もなく過ごしている私たちの街ですが、こんなこと(水害)も起こるのだよということがわかってもらいたくて、災害写真を展示 しました」とあります。コミュニティセンター館長の高木和秋さんは、「過去に起きたことを、写真とマップで若い人たちに伝えることは重要なこと。どこで何 が起きたかがひと目でわかる。」と、ドゥチュウブの「時をつなげるフォトマップ」活動にエールを送ってくださいました。

竹鼻南01

防災訓練に参加した親子連れが、興味深そうに見ていたのが印象的でした。「お父さんが子どもの頃、こんな事があったので、これからも気をつけなくてはいけないね。」と子どもさんにお話しされたのでしょうか。。。

 団体名

 竹鼻南コミュニティセンター

 岐阜県羽島市竹鼻町 飯柄1324

 問合先  館長 高木和秋
 TEL/FAX  058-392-9654

この記事は、2012年5月27日に取材したものです。(荒川 宏)